【横浜市青葉区】懐かしの里山風景、寺家ふるさと村は稲刈りシーズン到来です。隣接三輪の森には横穴古墳も。
2021年9月中旬、寺家ふるさと村(横浜市青葉区寺家町)に散策にでかけたところ、稲はもう黄金色、一部水田では稲刈りが済んで、稲を天日干しする「はさかけ」風景が見られました。
寺家ふるさと村は町田市三輪、川崎市麻生区に隣接し、都市計画緑地として保全されている三輪緑地と隣接しています。
三輪緑地には東京都指定史跡『下三輪玉田谷戸横穴墓群』という、横穴式古墳があるのです! この古墳は町田市のホームページに掲載されており、町田市の妙福寺からの経路案内がありますが、「横浜市青葉区の「寺家ふるさと村」水車小屋付近の案内表示より徒歩10分。道のわかりやすさではこちらの方がおすすめ」と記載されています。青葉区民でもアクセスしやすい場所にありますよ!
初秋の美しい田園風景を眺めたら、緑地へ入り、古墳見学。まずはビジターセンターへ。
初めての方には寺家ふるさと村のビジターセンターである『寺家ふるさと村四季の家』に立ち寄るのがおすすめです。『寺家ふるさと村四季の家』に立ち寄ると「寺家ふるさと村ガイドマップ」を入手できます。
寺家ふるさと村の水車小屋を通り過ぎて少しのところに緑地への入り口があります。
道標があるので、わかりやすいです。ここから山道になります。途中、せまい尾根の道があります。足元に注意してください。
「下三輪横穴墓群」まであと少しです。
急坂もあります。尾根を歩いていくと道標があります。少し歩くと『下三輪玉田谷戸横穴墓群』がありました。
覆ってあるので、入ることはできません。近づいて見たところ、きれいに掘られた横穴式古墳です。
1927年に発見され、6世紀末から7世紀にかけてつくられたと推定されているそう。天井部分に屋根構造を浮き彫りで表現した「家形横穴墓」として知られており、全国的にも珍しく、都内ではこの遺跡のみとのことです。
山を越えたらいつの間にか町田市です。『三輪の森ビジターセンター』へ。
古墳を見学したら、道別れ部分の道標に戻り、そこから『三輪の森ビジターセンター』向かいました。
寺家町は緑地の水車小屋付近の道から古墳手前右側のエリア、古墳周辺より先の道はどうやら町田市のようです。
途中でツユクサなどの野草が見つけられます。
モンシロ蝶が止まっているのがわかりますか?
竹やぶが見えてきました。まっすぐに行くと舗装された道路に出ます。左方面に行くと『三輪の森ビジターセンター』です。
急坂を登ると2018年に作られた『三輪の森ビジターセンター』です。町田市と横浜市青葉区が意外に近くてびっくりです。
現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、施設内にある休憩所は利用できませんが、トイレは利用できます。ここでは三輪の森の案内なども掲示されています。施設の外にドリンクの自動販売機があります。
しばし休憩したあと、行きに通った道を戻って寺家ふるさと村に無事到着しました。
緑地の中は虫が多いので、長袖、長ズボンがおすすめです。急坂や湿ったところもあるのでトレッキングシューズが安心かもしれません。虫が苦手でしたら、紅葉が楽しめる11月頃に散策するのもおすすめです。
緑地には水田や畑もあります。農作物や自然の生き物は触らず、持ち帰らず見て楽しむだけにしましょう。緑地には触るとかぶれるきのこや植物もあるので、わからないものには触らないようにご注意を。フィールドマナーを守って自然と楽しく触れ合う時間を過ごせたら最高ですね。
寺家ふるさと村四季の家はこちらの場所です↓
三輪の森ビジターセンターはこちらの場所です↓
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