【横浜市青葉区】自家焙煎『すなづか珈琲店』でモーニング「バタートーストセット」コーヒー豆の購入もできます。

横浜市青葉区美しが丘一丁目にある、自家焙煎『すなづか珈琲店』。以前から取材をしたかった本格自家焙煎珈琲と多彩なフードメニューの老舗喫茶店に伺いました（取材：2020年12月上旬）。本格的な自家焙煎の珈琲専門店でモーニングもランチも人気なお店です。

外にもテーブル席があります。

自家焙煎『すなづか珈琲店』はどこにあるの？

自家焙煎『すなづか珈琲店』はたまプラーザ駅前商店街の、酒屋さんや八百屋さんなどがある、どこか懐かしいような商店街の一角にある喫茶店です。通りから少し奥まった敷地にあり、駅からの商店街前の道から読めるように敷地内にメニューが置かれているので、気になっていた方もいるかもしれません。

商店街のある、通りからのぞいたところ。商店街の奥まったところにある『すなづか珈琲店』

商店街とおりに面した敷地内に置かれたメニュー。多彩なメニューを読み込んでいる方も。

喫茶店ならではのインテリア、時を経たものが醸す、味わいある空間。

扉を開くと、まず感じたのが、手入れの行き届いた清潔感。カウンターは磨きこまれ、ひとつひとつの物が手入れされている印象。クラシカルな椅子とシンプルな木製のテーブル。古き良き珈琲店らしいインテリアです。それになんといっても素敵なのがヘリンボーンのフローリング。時を経たものだけが持つ、いい雰囲気を出しています。

注目したいのが、化粧室への扉です。今ではあまり見かけない、文字を直接描いたガラスがはめ込まれています。店内は二つのフロアに分かれ、外から想像したより、広々としていました。入ってすぐが一段上がったフロアになっており、カウンターとテーブル席。入って左手に奥に広がる広いフロアがあり、テーブル席が中心でした。店の窓の外、屋外にもテーブル席がありました。これだけ席数が十分あると、おひとりさまでの利用も、お友達を誘っての利用も気兼ねなくできそうです。

白い壁。すりガラスがはめ込まれた扉。どこか懐かしいインテリア。

照明で照らされた雑誌が並ぶ。古き良き昭和の喫茶店のよう。

ダンディな素敵なおじい様マスターを勝手に想像していたのですが、予想に反して若く元気なスタッフが。「約37～38年位前に先代のオーナーが作ったお店で、そのときに十分良いものを使って内装したんだと思います」とのこと、磨かれた木製の仕切り、すりガラスがはめ込まれたドア。思わずドラマ「名建築で昼食を」のような気分になってきます。

外はサクッ、中までふんわり温かい「バタートーストセット」をモーニングタイムに。

せっかく午前中に来ましたので、今日はおひとりさまモーニングを楽しむことに。「バタートーストセット」を注文しました。先に出される、コーヒーは酸味と苦みのバランスが良い香り豊かな、古き良き喫茶店ブレンド。

クリームを入れたポットも金属製。

コーヒーを飲んでゆっくり待っていると、カットフルーツがかわいく添えられた、かなり厚手のトーストが。きめ細かな生地の、厚みのあるトーストには皮にそって、切り込みが入れられ、厚みがあるのに焦げもなく、中までしっかり温かくなっていました。パンの表面はさくりとした食感。珈琲と一緒にゆっくりいただくと、十分な満足感が得られるサイズ感です。たっぷり添えられたジャムはスタンダートないちご。