【横浜市青葉区】ホントに青葉区?ゆれる稲穂、水車小屋、秋の里山『寺家ふるさと村』でココロ和む♪和食ランチ情報も!
2020年11月はまだまだ、お天気のいい昼間はポカポカ♪あわただしい年末が来る前のこの時季、秋の里山風景に癒されませんか?東急田園都市線青葉台駅や市が尾駅からバスで約20分程度、横浜市青葉区『寺家ふるさと村(じけふるさとむら)』に行くと、「昔懐かしい横浜の田園風景」に出会えますよ~。
田畑と雑木林に囲まれた里山の暮らしが残るこの風景は、日本の原風景ともいえるかもしれませんね!
バス停留所「寺家ふるさと村」で下車すると、田畑が見えます。
ところどころ、駅ちかくの住宅街では見かけない野草に出会えます。秋らしく、「からすうり」が見つかりました。オレンジ色でかわいいですね!
懐かしい野草「ひっつきむし」。このトゲトゲのある実がニットにくっつきますね。
水の力で回転する水車。「ギィーッ」と水車のまわる音、水の音がします。流れる水の音に癒されます。
もう、都市部ではほとんど見られなくなった「水田のはさかけ」です。天日干しをしている農家さんの田んぼで、この季節ならではの風景ですね。昔話の絵本で見たことがあるような、のどかな日本の景色です。
↑この写真だけ、実は、少し前、寺家ふるさと村で11月上旬入ったばかりの頃撮影した写真です。刈り取られる前の稲穂がわかりますか?10月下旬ごろタイミングが合えば、田んぼ一面にゆれる稲穂を見ることができるかもしれませんね。
道沿いに山林部への入り口があります。道標があり、ここから、雑木林の中を散歩することもできます。山林部分は急な斜面や道が悪いところもありますので、長袖長ズボン、トレッキングシューズなどの準備をしたほうがいいかもしれません。『四季の家』に寄って、マップが入手できます。事前にいただいてくると安心ですね。寺家ふるさと村は町田市にも隣接しており、町田市三輪方面に出られる山林の道もあるのです。山林エリアに入ると、軽いハイキング程度には歩きがいがあると思います。
近くの農産物直売所『南』(農作業があるため、日曜日中心に不定期営業。)では、野菜や、この季節は近隣で育てたお米を発売しています。
ビジターセンター『寺家ふるさと村 四季の家』は寺家に関する情報が集まっています。トイレも利用でき、マップやこの地域のイベント情報などのチラシもここで配布されています。チラシを見たところ、ガイドの方が来て、野草や野鳥についてレクチャーしてくれる講座(事前申し込み必要)もあるようです。入口付近では写真や絵の個展が開かれていることもあります。
青い空に紅葉した木々を見ると「秋だな~」と感じませんか?ここも『寺家ふるさと村 四季の家』の敷地内です。同じ敷地内に和食レストラン『寺家乃鰻寮 (じけのまんりょう)』があります。山林部のベンチでお弁当もいいのですが、今回は『寺家乃鰻寮 (じけのまんりょう)』で田舎そばのランチをいただくことにしました♪
入口で手指の消毒して、スタッフの方に検温していただいてから、入店します。テーブルにはアクリル板があり、窓を開けての換気がされていました。新型コロナウイルス対策をしっかりとっている、安心なレストランだと感じました。各テーブルも距離がとられています。
窓際には生け花が飾られている、天井が高い落ち着いた空間で、今日は天ぷらそばを注文しました。海老が2本ついてサクッと揚がった天ぷらとせいろの田舎蕎麦のセット、この景色にぴったりな気がします。席の場所によっては、窓から里山風景がきれいに見えます。
2本ついていた海老の天ぷらは衣も厚すぎず、サクサクしています。
『寺家乃鰻寮 (じけのまんりょう)』は田舎そばのほかにも、うなぎの定食や甘味などの和食メニューが充実しています。
春や夏は、水田のまわりの水路に水が流れ、梅雨時から夏にかけては、ホタルに出会えることも。季節によって景色が変わる「里山」、いまなら紅葉や実る柿など秋らしい景色があちこちに見つかります。天気の良い秋の日、近いのに、遠くにいったような懐かしい風景がある『寺家ふるさと村』で心満たされるお散歩やランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。