【横浜市青葉区】『無印良品たまプラーザ テラス』が食品ロス削減への取り組みスタート、「NPO法人フードバンク横浜」と連携、協力するには?
ローリングストック方式で防災用に多めに買い置きしたストック食材、自宅にありませんか?幸い大きな災害に遭わなかったので、賞味期限内であるものの、手つかずのまま、そろそろ買い替えを考えている・・・そんな時もあるかもしれません。
あるいは贈答品のパスタソース、日持ちする菓子類が棚の奥に置いたまま、つい手つかずになってしまうことも。そんな食品を有効活用する方法があるそうです。
無印良品(株式会社良品計画 本社:東京都豊島区)は横浜市青葉区内の『無印良品 青葉台東急スクエア』『無印良品たまプラーザ テラス』両店舗にて、「食品ロス削減」への取り組みをスタートさせました。
2021年5月14日にたまプラーザテラスの『無印良品たまプラーザ テラス』のWebページでお知らせされています。
この記事では無印良品の取り組み「フードドライブ活動、はじめました。」の説明と「NPO法人フードバンク横浜」が行う「フードドライブ」について、また「食品ロス」がどうして問題なのかを解説し、ページ最後に「実際に受け付ける食品の条件」について記載しています。
無印良品によりますと「食品ロスの削減について意識啓発を図るとともに、「NPO法人フードバンク横浜」と連携のもと、未使用食品の有効利用を目的とした「フードドライブ」を実施します。」とのことです。
これは未使用食品で賞味期限内のものを「廃棄」しないで有効活用していく取り組みです。アクセスの良い、店舗スペースを活用し、青葉区民が個人でも参加協力しやすいように考えられている、注目の取り組みと言えるかもしれません。
では、「NPO法人フードバンク横浜」とはどのような活動をしているのでしょうか。
「NPO法人フードバンク横浜」の活動理念とは
「NPO法人フードバンク横浜」の公式サイトによると「国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて示された2016年から2030年までの国際目標に従って、貧困をなくし、飢餓をなくし、健康と福祉を届け、全ての子供たちが(経済的なハンディによらず)質の高い教育を受けることができるよう活動を行っていく」とのことです。
一人でも多くの人々が”貧困”から解放され、全ての子供たち、全ての大人たちが、それぞれ夢や希望を心に抱いて生きていける、そんな世の中が近づくことを目指し、様々な企業や個人が「NPO法人フードバンク横浜」の活動を寄付などの支援で支えています。
「NPO法人フードバンク横浜」では食料品に関すること以外にも「貧困の連鎖」を解消するため、子どもたちの学習支援など、教育活動にも力を入れているそうです。
フードドライブ活動内容とは。どんな食材が集まってくるの?
「NPO法人フードバンク横浜」では、フードドライブを通して、以下の事情から廃棄されてしまいそうな食品を、広く一般市民の皆様から集めて、食の支援を必要とする子供たちやひとり親家庭に届ける活動を行っているとのことです。
- 家庭で買い過ぎてしまった食材
- 食べるつもりで買ったものの賞味期限内に食べ切ることができなさそうな食品、
- 他人から頂いた食品で食べ切れそうにないもの
- アレルギーなどで食べられない食品など
食品ロスがどうして問題なの?
横浜市によると「家庭から出される生ごみのうち、約5割が、手つかず食品(手が付けられないまま捨てられる食品)や、食べ残し、過剰除去(野菜の皮などの不可食部を取り除く際に可食部を過剰に取り除いたもの)が原因の「食品ロス」です。」とのこと。そのうち約19,900トン(※2019年度集計による)が「手つかず食品」だそう。
では「手つかず食品」を廃棄することが、どうして問題となるのでしょうか。
横浜市によると、食品ロスは「食品ロスは地球温暖化の原因になります。捨てられてしまう食品も、生産・流通・廃棄の際に温室効果ガスを出しています。地球温暖化が進むと、気温の上昇や異常気象により、農作物の生育に影響を及ぼし、食品の値上がりにもつながります。」とのこと。環境への配慮のためにも重要のようです。
横浜市では食品ロスの削減へむけて様々な取り組みをしています。家庭での「手づかず食品」を有効活用することは環境のためにも大切なのですね。
『無印良品 青葉台東急スクエア』『無印良品たまプラーザ テラス』での「フードドライブ」活動内容とは?個人で寄付が可能です。条件の確認を。
店舗内にフードドライブ寄付のコーナーが出来ています。店頭で条件を満たした食品の寄付を受け付けています。
【お持ちいただく食品の条件】
- 未開封で外装が破損していないもの
- 賞味期限まで1か月以上あり、外装に記載があるもの
- 冷凍・冷蔵・生ものではないもの
- 家庭から出たもの
「条件を満たしていれば、少量であっても大丈夫です。」とのことです。寄付をお考えの方はたまプラーザテラス『無印良品たまプラーザ テラス』のWebページで詳しい情報・問い合わせ先が掲載されていますので、ご確認ください。
たまプラーザテラス『無印良品たまプラーザ テラス』フードドライブ活動、はじめました。
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