たまプラーザ駅前の『たまプラーザテラス』や『東急百貨店　たまプラーザ店』など、駅前周辺のにぎわいからは想像もつきませんでしたが・・・たまプラーザ駅から徒歩約30分、バス利用ですと、たまプラーザ駅前北口からバスで約15分程度で『荏子田横穴』という、古墳を見ることができるんです！

以前号外NETで記事にしました『稲荷前古墳群』や『市ヶ尾横穴古墳群』は市が尾駅からのアクセスがよい古墳でしたが、今回はたまプラーザ駅やあざみ野駅からアクセスしやすい場所にあります。

『荏子田横穴』とはどんな古墳でしょうか。

『荏子田横穴』（えこだおうけつ）は横浜市指定史跡の横穴式古墳です。別名荏子田かんかん穴とも呼ばれているそうです。早渕川上流の標高45メートルほどの台地南側斜面に２基の横穴墓が並んでつくられており、７世紀前半頃のこの地域の有力者の墓と考えられているそうです。やはり、川が流れる場所に文明があり、古墳が出来るのでしょうか。

西側に位置する１基は、入口から奥壁まで全長６メートル、遺骸を収める玄室は長さ3.7メートル、幅3.2メートル、高さ2.2メートルの切り妻式の家形を模したものだそう。

古墳の前に説明がありました。

横浜市のホームページによりますと、昭和初年及び昭和30年代に発掘調査が行われたとのことです。

青葉区の古墳、荏子田横穴（えこだおうけつ）がある場所はどこですか。

『荏子田横穴』は『荏子田朝日公園』内の一角に保存されています。『荏子田朝日公園』は「荏子田一丁目」のバス停から徒歩約6分程度の場所です。たまプラーザ駅やあざみ野駅から徒歩ですと約30分程度ですが、青葉区内坂が多いですので、バス利用が楽かもしれませんね。

長い階段を上ると左側に入口があります。入口はもう一箇所ありました。

公園は滑り台、ブランコ、砂場がある普通の公園です。水道はあります。トイレはありません。

公園内の『荏子田横穴』古墳を見てみました。

横穴式古墳が平行してふたつあるようです。ここの古墳は鍵がかかっており、入ることはできません。上の土が少しはがれているように見えますので、崩れやすいのかもしれないですね。

結構しっかりした穴です。横浜市のホームページによると「壁や天井には棟木、桁、柱、親垂木、束柱などが浮き彫りにされている」そうで、周辺では珍しいそう。

スズメバチの注意が掲示されています。夏から秋には特に気を付けたほうがいいかもしれません。

地元エリアに古代の遺跡を見つけると、現代の住宅街とのギャップを感じます。

整えられた住宅地の一角にたたずむ史跡を見ていると、古墳時代の青葉区はどんな景色だったのか・・・思いをはせると、心豊かな時間を過ごせるかもしれません。

■横浜市ホームページ『荏子田横穴』

荏子田横穴はこちらです↓

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【横浜市青葉区】東急沿線で古墳が見られますか？『市ケ尾横穴古墳群』憧れ、古代遺跡めぐりは地元で。

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